カーボン製品

炭素繊維×めっき

CFRPめっきロール

設計から制作・表面処理まで
ワンストップ対応

フソーは、軽量なのにタワミが少なくトルクを軽減し、高速回転精度の高いCFRPロール(炭素繊維強化プラスチックロール)に鉄・クロムめっきによる表面処理を加えることで、金属の制動精度、剛性を備えた高性能のCFRPめっきロールを開発。高回転・高精度が求められる製造分野で使用しているCFRPロールを当社の「CFRPめっきロール」に変更することで、回転数アップによる生産量の増大や機械負担による不良率減少を実現し、生産性向上とコスト削減に寄与いたします。

当社が、現在までに製造したCFRPロールは30,000本以上に及びます。CFRP素管の設計から製造・表面処理まで社内で一貫生産するため、クリーンルームも含め使用雰囲気への設計対応もできます。お気軽にご相談ください。

CFRPめっきロールの特徴

アルミより優れた作業性、制動精度、剛性。

炭素繊維(カーボンファイバー)は、アクリル繊維を焼成して作ります。この炭素繊維に熱硬化性樹脂(エポキシなど)を含浸させロール形状に巻き付け、硬化させたものが、CFRPロール(カーボンロール)です。

当社のCFRPめっきロールは、CFRPロール(カーボンロール)に鉄やクロムをめっきすることでCFRPロールの特徴に金属の性質を付加し、新たな価値を生み出しています。

01

軽量

交換時の取り替えもしやすく、高速回転による機械への負荷を軽減します。その結果、段取り替え時間や電気代の削減により、コスト軽減にもつながります。

02

高い制動機能

回転によるトルク小さく、始動・停止時の制動精度が向上しています。

03

たわみ・
ひずみが小さい

鉄・アルミローラよりもたわみ・ひずみ量を小さくすることができます。

熱の性質

遮磁性・熱伝導性・耐摩耗性

クロムの性質

防錆

01

高速回転・高精度を要求される場所に。

当社の「CFRPめっきロール」は、新聞・商業用オフセット用輪転機ロール、フィルム製造用ロール液晶、IT関連用ロールコーター、ラミネータ―用ロールその他工業用ロール等に幅広く利用されています。

その中でも、高速回転と高い精度を要求されるロール、例えばテンションロール、コーターロール、ダンサーロール、駆動ロール等々にCFRPロールに、当社の「CFRPめっきロール」をご検討ください。

絶大な効果を期待いただけます。

素材別ローラの性能比較

性能\材質 CFRP24t アルミ
重量(kg) 30.9 11.6
荷重撓み(mm) 1.56 4.67
慣性モーメント(GD2kg・㎡) 0.085 0.032

サイズ:φ100×1500Lの場合 t=厚み(mm)

性能\材質 CFRP24t アルミ
重量(kg) 17.5 (t=5) 6.0 (t=5)
慣性モーメント(GD2) 0.158 0.055
危険回転数 rpm(回) 6,214 5,056
自重タワミ 0.029 0.044
荷重タワミ 0.124 0.362
総タワミ 0.153 0.406

※タワミの荷重条件:全幅均等100kg

フソーの製造対応

素管の設計制作から仕上げ加工まで

フソーは大型の鉄めっき・クロムめっき槽を保有していますので、
大型CFPRめっきロールに製作が可能です。

ロール設計 素管発注 鉄めっき 加工・寸法調整 クロムめっき その他金属めっき 検査

サイズ:φ100×1500Lの場合 t=厚み(mm)

項目 対応範囲
サイズ 外径:最大Φ400
長さ:最大4,000
肉厚:要相談
表面処理 鉄:純鉄(99.99%)、鉄(99.9%)、その他
非鉄:三価クロム、六価クロム
仕上げ
  • 鏡面仕上げ
  • バフ仕上げ
  • 梨地仕上げ
  • ミゾや彫刻など模様を付けることも可能
  • その他の金属めっき(銅めっきなど)表面

仕様例

新聞輪転機用
サイズ φ100×5t×1800L φ125×5t×2100L
CFRP素管強度
( HCrめっき込)
曲げ剛性
EI(kgf.mm2) 2.5×1010
回転危険度
(rpm) 8000
自重たわみ
(mm) 0.0018
慣性モーメント
GD2 0.05
曲げ剛性
EI(kgf.mm2) 5.1×1010
回転危険度
(rpm) 7400
自重たわみ
(mm) 0.02
慣性モーメント
GD2 0.13
素管重量
(HCrめっき込)
5.9kg 8.7kg
要求精度 真円度 0.01 円筒度 0.02 振れ 0.02
表面粗度(Ry) 0.8 使用回転数 2465 動バランス 1.5g
フィルム用
サイズ φ200×7t×2100L φ400×7t×2100L
CFRP素管強度
( HCrめっき込)
曲げ剛性
EI(kgf.mm2) 3.0×1011
回転危険度
(rpm) 8900
自重たわみ
(mm) 0.014
慣性モーメント
GD2 0.8
曲げ剛性
EI(kgf.mm2) 3.0×1012
回転危険度
(rpm) 18600
自重たわみ
(mm) 0.003
慣性モーメント
GD2 7.36
素管重量
(HCrめっき込)
21.3kg 48kg
要求精度 真円度 0.05 円筒度 0.05 振れ 0.10
表面粗度(Ry) 0.8 使用回転数 650 動バランス 50g

補修・修理

部分的な鉄・クロムめっきで新品同様の仕上がり

CFRPめっきロールのメリットは、摩耗等によってめっき部分が剥がれても、その部分だけ鉄めっき・クロムめっきを施工することができます。そのため、新品製品に買い替えが必要ないため設備投資を抑えることができます。

カーボン製品への鉄めっきのメリット

01鉄めっきは、形状を選ばない

異形状のカーボン素材に対しても鉄めっきは可能であるため、ロール状以外の製品にも施工できます。

02鉄の特性を得られる

磁性を得ることで、遮磁性や遮電波性をもつことができます。

03金属めっきの中で比重が最も軽い

カーボンにめっき可能な金属のなかで、同じ肉厚でめっきをした場合、もっとも軽量になります。

04鉄めっきは、環境規制がない

銅メッキ、ニッケルめっきは出荷先国によって環境規制の対象となり、使用できない場合があります。

ロール以外のカーボン製品の鉄めっきもご相談ください